Selamat pagi, siang, malam! ブルバビです!
今回はインドネシア語の接辞me-と-kanについての解説です!
インドネシア語の動詞は他の品詞(名詞や形容詞)が動詞化して作られることがあります
この名詞や形容詞が動詞になる際、その新しくできた動詞は名詞がベースになるか、形容詞がベースになるかによって意味が変わります
今回は形容詞がベースとなっているme-kan+形容詞のパターンが持つ3つの意味を解説したいと思います!
1. 形容詞の状態にする
形容詞がベースとなるme-kan 動詞は「形容詞の状態にする」という意味を持つ動詞を作ります
tinggi (高い)→ meninggikan(高くする)
例:Dia tahu cara meninggikan badan. (彼は身長を高くする方法を知っている)
rendah (低い)→ merendahkan(低くする・軽蔑する)
例:Dia suka merendahkan orang lain. (彼は他の人を軽蔑するのが好きだ)
aman (安全な)→ mengamankan(安全にする)
例:Superman sudah mengamankan daerah yang diserang oleh musuhnya. (スーパーマンは敵に攻められた地域の安全を確保した)
besar(大きな)→ membesarkan(大きくする)
例:Ia selalu berusaha membesarkan modal. (彼はいつも資本を大きくする努力をする)
kecil (小さな)→ mengecilkan(小さくする)
例:Dia mengecilkan ukuran foto. (彼は写真のサイズを小さくする)
2. 目的語を〜させる
Me-kan+形容詞の2つ目の意味は「主語が目的語を〜させる」という意味の動詞を作ります
この場合、目的語に入る名詞は“生きている物(人や動物)”に限られます
目的語とは動詞のすぐ右側にくる動作の対象になる名詞です
kagum(感動する)→ mengagumkan(〜を感動させる)
例:
malu(恥ずかしい)→ memalukan(〜にはずかしい思いをさせる)
例:Kelakuan anak itu memalukan keluarganya (その子供の行動は家族に恥ずかしい思いをさせた)
kejut(驚く)→ mengejutkan(〜を驚かせる)
例:Keputusan presiden mengejutkan para pegawainya.(取締役の決定は従業員たちを驚かせた)
3. 主語が目的語に対して〜する(態度や気持ち)
Me-kan+形容詞の形の3つ目の意味は「主語が目的語に対して〜するまたは〜を感じる」という主語に入る人の感情を表す意味になります
cemas(不安な・心配な)→ mencemaskan(〜を心配する)
例:Dia mencemaskan keadaan anaknya. (彼は子供の状態を心配する)
bangga(自慢の)→ membanggakan(〜を自慢する)
例:Dia menbanggakan istrinya yang ahli memasak.(彼は料理上手な奥さんを自慢する)
まとめ
今回はme-kanに形容詞がはさまれた形についての解説でした!
この形容詞がはさまれるパターンの3つの意味
形容詞の状態にする
目的語を〜させる
主語が目的語に対して〜する(態度や気持ち)
をマスターして接辞me-kanを克服していきましょう!
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